住めば都

技術職3年目。日々の暮らしをより良くするためのアイデアを紹介。ライフハック、資格、読書や美容など。就活ネタやバイク教習についても。

ITIL ファンデーション(PeopleCert)の勉強法

こんにちは。都です。会社のちょう辛い若手研修が終わって清々しい気持ちです。

 

さて、先日ITILファンデーションを受験して、無事合格してきました。40問中34問正解でしたので、わりと余裕の合格でした。受験中も手応えがそこそこありましたね。

 

ITILファンデーションの勉強といえば、クラムメディアが有名ですよね。有料(30日で6000円)だけどほぼ同じ問題が試験でも出題されるという噂。

しかし受験料が43890円と高すぎるので、なるべくお金は使いたくない!でも絶対に一発合格したい!

ということで、実際にクラムメディアを使わずに合格した私の勉強法をご紹介します。

 

こんな方におすすめ

  • 絶対に一発合格したい
  • クラムメディアを使わずに合格したい(6000円は高い…)
  • きちんと理解して合格したい

 

ITIL ファンデーション勉強法

◆私の基本スペック

  • 基本情報、応用情報は取得済み
  • 全工程で顧客対応してるSEなので、実践経験はある方?

 

◆学習方法

最初の方ダラダラ勉強してて、本腰入れたのは2週間くらい。学習時間としては20〜30時間くらいでしょうか。内訳は以下のような感じ。

平日:通勤時間30分×20日

休日:2時間×6日

 

◆やったこと

  1. ITILの基礎」を読む
  2. Ping-tで演習→間違えた部分を復習(一通り銀にした)
  3. 「無料de試験」で安定して80点以上取れるまで演習
  4. 試験直前は、「ITILの基礎」の模擬試験を確認

 

1. 「ITILの基礎」を読む

ITILは独特の用語が多いので、最初は教科書的なモノがないと何から勉強していいかわからない状態になります。きちんと理解したい方は1冊この本を読むと、ITILの目的や概念が分かるのでおすすめです。例え話がわかりやすいので、私は実際の自分の業務に落とし込んで考えることができました。ページ下部の用語説明はしっかり読んでおくと良いです。

一通り読んだら、巻末の確認テスト(用語のチェック)と模擬試験をやりましょう。

 

 私はKindle版を買いましたが、普通に単行本もあります。

後半、iPadでの勉強に切り替えてから勉強効率が爆上がりしたので、この方法も後ほどご紹介します。

 

2. Ping-tでひたすら演習

最初は分野別で問題を解いて、どの単語がどの分野で出てくるのかを把握していきます。間違えた問題は解説をコピーして、ノートアプリに放り込む。iPadを手に入れてからは解説を手書きでメモして、図などをコピーして書き込み。

見覚えのある問題を正解できるようになったら、全分野での演習に切り替えます。

似たような単語がいっぱいでてきて混乱したら、ITILの基礎の該当箇所を読んで頭の中を整理すればOK。

一通り銀になるまでやれば十分だと思います。ある程度解けるようになったら受験を申し込みましょう。

 受験の申し込みは、ピアソンVUEの方がおすすめです。翌日以降の試験予約が可能です。

3. 「無料de試験」で演習

無料de試験はこちら。↓

tokyo.cloudapp.net

安定して80点以上取れるまで繰り返します。

ping-tで一通り銀になってれば、合格点には届いてるはず。ping-tより無料de試験の方が問題文の文体が実際の試験に近いです。難易度としては実際の試験よりは優しめだと思うので、目安は80点超えです。こちらは受験の3日前〜前日の直前に解くのをおすすめします。

 

4. 直前は「ITILの基礎」の模擬試験を確認

試験当日は、「ITILの基礎」巻末の模擬試験の問題を確認しました。サクサク正解できると思います。

 

受験の感想

ITIL受けようと思ったきっかけは、会社の先輩に「簡単だしやってみたら?」と言われたからなんですが、先輩が受験したときより受験料が倍近く値上がりしていてちょっと後悔しました。笑

会社から補助出るなら、受験してもいいかなという程度ですね。そこまでレベルの高い資格ではないですし…。私は合格したら会社からお小遣いと受験料分のお金もらえるので受験しましたが、基本情報・応用情報持ってないなら先にそちらを勉強した方がいいと思います。情報処理試験は国家資格だし、圧倒的に受験料安いので。

でもSEとして、「この業務はこんな意味があってやってるんだな」というのが分かったので勉強してよかったと思ってます。 

 

受験料値上がりしてからITILの受験は下火になってる気がしますが、なるべくお金かけずに合格したい人はぜひ参考にしてみてください。書籍代はかかりますが、問題集買うよりもきちんと理解して学習できるのでオススメです。